江戸っ子と蕎麦
私は自称「うどん人」。
でも長い東京生活で、
「蕎麦を楽しむ」ということを
東京下町生まれの友人に教わりました。
蕎麦が出てくるまで肴と一緒に日本酒を飲むこと
そして蕎麦が供された後も
蕎麦の香りを楽しみ
のど越しを楽しみ
蕎麦猪口の模様を楽しみ
薬味による味変を楽しみ・・・
そう!食べる、というだけでなく楽しむものなのですね。
「文化」だと思いました。
となると、当然作る方のこだわりや思いもとても大事。
そんなことを思いつつ
せいろ蕎麦をいただくときは
自然と背筋も伸びます。
あと
私は「蕎麦湯」も大好きです。
そばつゆと割って飲まれる方が多いようですが
私は「ストレート」で。笑
「蕎麦とうどんを同じ鍋でゆでている店には蕎麦湯はないんだよ」
と例の江戸っ子友達が
教えてくれました。
そのときはじめて
「うどん」と「そば」は
親戚同士ではない!と悟った私なのでした。
この記事へのコメントはありません。